Windows 11を更新したあと、エクスプローラーの左側にあるOneDriveを押しても開けない、フォルダーの中身が表示されない、という状態になると焦りますよね。
特に、仕事や学校のファイルをOneDriveに保存している場合、ファイルが消えたのか、Windows側の表示だけがおかしいのかが分からず不安になると思います。
2026年6月9日に公開されたWindows 11向け更新プログラム「KB5094126」後に、OneDriveをエクスプローラーから開けないという報告も出ています。ただし、すべての環境で同じ原因とは限りません。
この記事では、OneDriveがエクスプローラーから開けないときに、先に見る場所と試す順番を整理します。
この記事でわかること
- OneDriveがエクスプローラーから開けないときに見る場所
- ブラウザ版やタスクトレイから開けるかの見方
- KB5094126との関係を見るときの注意
- 更新プログラムを消す前に試したいこと
- 会社・学校PCで勝手に設定を変えない方がよい理由
Windows 11でOneDriveがエクスプローラーから開けない症状とは
今回困りやすいのは、Windows 11のエクスプローラーからOneDriveを開こうとしても、いつものようにファイル一覧が出ない状態です。
たとえば、次のような症状が考えられます。
- エクスプローラー左側のOneDriveを押しても反応がない
- OneDriveフォルダーの中身が表示されない
- いつもの保存先が見つからない
- OneDriveの雲アイコンからは開ける場合がある
- ブラウザ版OneDriveではファイルを見られる場合がある
ここで大事なのは、OneDriveが開けないからといって、すぐにファイルが消えたとは限らないことです。
エクスプローラー側の表示や開き方だけがうまくいっていない場合もあります。まずは、別の開き方でファイルにアクセスできるか見ていきましょう。
まずはタスクトレイのOneDriveアイコンから開けるか見る
エクスプローラー左側のOneDriveが開けないときは、まずタスクバー右下にあるOneDriveの雲アイコンを見ます。
画面右下の通知領域に、青や白の雲アイコンが出ていないか探してください。隠れている場合は、上向きの矢印を押すと出てくることがあります。
雲アイコンが見つかったら、そこからOneDriveを開けるか試します。
| 見る場所 | わかること |
|---|---|
| タスクトレイの雲アイコン | OneDriveが起動しているか |
| 同期状態の表示 | 同期中、停止中、エラーの有無 |
| フォルダーを開く操作 | 別ルートからOneDriveを開けるか |
エクスプローラー左側からは開けなくても、雲アイコン経由なら開ける場合があります。
この場合、OneDriveのアカウント自体やファイルそのものではなく、エクスプローラー上の表示やショートカットの問題である可能性があります。
ブラウザ版OneDriveでファイルが見えるか見る
次に、ブラウザ版のOneDriveでファイルが見えるか確認します。
Microsoftアカウントや職場・学校アカウントでOneDriveにサインインし、同じファイルが表示されるか見てください。
ブラウザ版でファイルが見える場合、少なくともクラウド上のOneDriveにはファイルが残っている可能性が高いです。
一方で、ブラウザ版でも見えない場合は、別アカウントでログインしていないか、共有フォルダーや保存先を見間違えていないかも見直す必要があります。
ローカルのOneDriveフォルダーを直接探す
エクスプローラー左側のOneDriveが反応しない場合でも、PC内のローカルフォルダーとしてOneDriveが残っていることがあります。
エクスプローラーで「PC」やユーザーフォルダーを開き、次のような名前のフォルダーがないか探します。
- OneDrive
- OneDrive - Personal
- OneDrive - 会社名
- OneDrive - 学校名
ファイルを探す途中で、OneDriveフォルダー内のデータをむやみに移動・削除しないでください。
同期中のファイルを動かすと、クラウド側の状態にも影響することがあります。まずは「開けるか」「見えるか」を見るだけにしておくのが安全です。
Windows Update履歴でKB5094126が入っているか見る
Windows 11を更新したあとから症状が出た場合は、Windows Updateの履歴も見ておきます。
設定アプリから、次の順に進みます。
- 設定
- Windows Update
- 更新の履歴
- KB5094126が表示されているか見る
KB5094126は、2026年6月9日に公開されたWindows 11 24H2/25H2向けの累積更新プログラムです。
ただし、KB5094126が入っているからといって、必ずそれだけが原因とは言い切れません。OneDriveの同期状態、会社や学校の管理設定、アカウントの種類、エクスプローラーの状態なども関係することがあります。
更新プログラムを消す前に試したいこと
OneDriveが開けないと、更新プログラムをすぐ消したくなるかもしれません。ただ、セキュリティ更新を含む場合があるため、先に別の方法を試す方が無難です。
まずは、次の順番で見てください。
- PCを再起動する
- タスクトレイのOneDrive雲アイコンから開く
- ブラウザ版OneDriveでファイルが見えるか見る
- ローカルのOneDriveフォルダーを直接探す
- OneDriveの同期エラー表示を見る
- Windows Update履歴でKB5094126が入っているか見る
- 会社・学校PCなら管理者に相談する
先に確認したいのは、「OneDrive全体が使えない」のか、「エクスプローラーからの開き方だけがうまくいかない」のかです。
ブラウザ版やタスクトレイから開けるなら、急いで更新プログラムを削除しなくても、当面は別ルートでファイルを扱える可能性があります。
会社や学校のPCでは勝手に設定を変えない
会社や学校のPCでOneDriveを使っている場合は、個人用PCとは事情が違うことがあります。
職場や学校では、グループポリシー、管理者設定、セキュリティルールによって、OneDriveやエクスプローラーの動作が制限されている場合があります。
管理されているPCでは、更新プログラムの削除、OneDriveの再インストール、同期解除などを自分だけで進めない方が安全です。
特に、共有フォルダーや業務ファイルを扱っている場合、勝手な操作で同期状態が変わると、別のトラブルにつながることがあります。
会社・学校PCの場合は、症状が出た時刻、更新後に起きたこと、タスクトレイやブラウザ版では開けるかをメモして、管理者やサポート窓口に伝えると話が進みやすくなります。
自分だけの不具合か見るには
自分のPCだけで起きているのか、同じ更新後にほかの人にも起きているのかを見るには、いくつかの場所を分けて見ます。
| 見る場所 | 見る内容 |
|---|---|
| Microsoft公式の更新情報 | KB5094126の内容や既知の問題 |
| Microsoft Learnやサポートフォーラム | 同じ症状の相談が出ているか |
| 別端末のOneDrive | スマホやブラウザでファイルが見えるか |
| 社内・学校内のほかのPC | 同じ管理環境で起きているか |
Microsoft Learnには、KB5094126適用後にエクスプローラー内のOneDriveフォルダーを開けないという相談が出ています。
ただし、そこに似た投稿がある場合でも、自分のPCの原因まで同じとは限りません。OneDriveの種類、職場アカウントか個人アカウントか、管理設定の有無によって変わります。
OneDriveが開けないときに避けたいこと
焦っていると、いろいろな操作を一気に試したくなります。しかし、OneDriveはクラウド同期とPC内ファイルが関係するため、順番を間違えると状況が分かりにくくなります。
次の操作は、すぐに行う前に一度立ち止まってください。
- OneDriveに保存されているデータをまとめて削除する
- 同期中のフォルダーを別の場所へ移動する
- OneDriveからサインアウトする
- OneDriveを再インストールする
- Windows更新プログラムをすぐ削除する
「開けない」状態と「ファイルが消えた」状態は別です。まずはブラウザ版やタスクトレイからファイルが見えるかを見てから、次の対応を考えましょう。
まとめ:OneDriveが開けないときは別ルートと更新履歴を先に見る
Windows 11更新後にOneDriveがエクスプローラーから開けないときは、いきなり更新プログラムの削除やOneDriveの再設定をするより、先に見る場所を分けることが大切です。
- タスクトレイのOneDrive雲アイコンから開けるか見る
- ブラウザ版OneDriveでファイルが見えるか見る
- ローカルのOneDriveフォルダーを直接探す
- Windows Update履歴でKB5094126が入っているか見る
- 会社・学校PCでは管理者に相談する
OneDriveがエクスプローラーから開けない場合でも、別の方法でファイルを見られることがあります。
更新後に急に起きた場合は、公式の更新情報やサポート情報も見ながら、ファイルを消したり同期設定を大きく変えたりする前に、落ち着いて状況を分けて見てください。